近年、三重県でも平屋の注文住宅が大きな注目を集めています。「老後も安心のバリアフリー」「家族の気配を感じられるワンフロア生活」「おしゃれな外観デザイン」など、平屋ならではの魅力に惹かれる方が増えているのです。
本記事では、三重県で平屋の注文住宅を検討中の方に向けて、メリット・デメリットから間取りの実例、坪単価・費用の目安、さらに平屋が得意な工務店まで徹底的に解説します。
平屋の注文住宅が人気の理由|5つのメリット
1. バリアフリーで老後も安心
階段がない平屋は、足腰に負担がかかりません。将来の介護や車椅子生活にも対応しやすく、「終の棲家」として長く住み続けられるのが最大のメリットです。三重県は温暖な気候で、庭とリビングをつなぐウッドデッキなど屋外空間も楽しめます。
2. 家族のコミュニケーションが取りやすい
ワンフロアに全ての部屋が集まるため、家族の気配を常に感じられます。特に小さなお子さまがいるご家庭では、キッチンからリビング・子ども部屋が見渡せる間取りが人気です。
3. 構造的に地震に強い
平屋は2階部分の荷重がないため、構造的に地震に強いのが特長です。南海トラフ地震のリスクがある三重県では、耐震性の高さは大きな安心材料になります。
4. メンテナンスコストが抑えられる
外壁塗装や屋根の修繕時に大がかりな足場が不要なケースも多く、長期的なメンテナンス費用を2〜3割削減できる可能性があります。
5. 自由度の高いデザインが可能
勾配天井や天窓を活かした開放的な空間、中庭を囲むコの字型プランなど、平屋ならではのデザインが楽しめます。三重県の自然豊かな環境と調和する、ゆとりのある暮らしが実現できます。
平屋のデメリットと対策|知っておきたい注意点
広い土地が必要になる
同じ延床面積の場合、2階建てよりも広い敷地が必要です。三重県は都市部に比べて土地価格が割安ですが、桑名市・四日市市の人気エリアでは坪単価15〜30万円が目安。50坪以上の土地を確保できると、ゆとりある平屋プランが組めます。
坪単価が2階建てより高くなりがち
基礎面積と屋根面積が大きくなるため、坪単価は2階建てより5〜10万円/坪ほど高くなる傾向があります。ただし、階段やホール(2階部分)が不要な分、総面積を抑えられるため、総額では大きな差にならないケースも多いです。
防犯・プライバシーへの配慮
全ての居室が1階にあるため、窓の位置や防犯対策に工夫が必要です。対策として、中庭を設けて外部からの視線を遮る、防犯ガラスの採用、センサーライトの設置などが効果的です。
【間取り実例】三重県の平屋注文住宅・人気プラン3選
プラン①:夫婦2人暮らし向け(20〜25坪)
2LDK|延床面積22坪(約73m²)
- LDK 18畳(対面キッチン)
- 主寝室 8畳+ウォークインクローゼット
- 多目的室 6畳(書斎・趣味部屋)
- 広めのウッドデッキ付き
建築費目安:1,400〜1,800万円(税込)
プラン②:子育て世代向け(28〜32坪)
3LDK|延床面積30坪(約99m²)
- LDK 20畳(回遊動線キッチン)
- 主寝室 8畳+クローゼット
- 子ども部屋 6畳×2(将来仕切れる設計)
- ファミリークローク+パントリー
建築費目安:1,800〜2,400万円(税込)
プラン③:二世帯・ゆとり型(35坪以上)
4LDK|延床面積38坪(約126m²)
- LDK 22畳+和室 6畳(続き間)
- 主寝室 10畳+ウォークインクローゼット
- 個室 6畳×2
- 中庭+ランドリールーム
建築費目安:2,400〜3,200万円(税込)
三重県で平屋を建てる費用・坪単価の目安
三重県で平屋の注文住宅を建てる場合の坪単価と費用の目安を、依頼先別にまとめました。費用について詳しくは「注文住宅の相場・費用ガイド」もご覧ください。
※上記は建物本体価格の目安です。土地代・諸費用は含まれていません。
三重県で平屋が得意な工務店の選び方
平屋の施工実績を確認する
平屋は2階建てとは異なる設計ノウハウが必要です。平屋の施工実績が豊富な工務店を選ぶことが、満足度の高い家づくりの第一歩です。完成見学会やモデルハウスで実際の平屋を体感しましょう。
土地探しからサポートしてくれるか
平屋には広い土地が必要なため、土地探しから一貫してサポートしてくれる工務店が理想的です。三重県で評判の良い工務店については「三重県で評判の良い工務店・ハウスメーカー5選」で詳しく紹介しています。
アフターサービスと保証内容
平屋は屋根面積が大きいため、雨漏りリスクへの対策が重要です。屋根・防水の保証内容や、定期点検の有無を必ず確認しましょう。
平屋で使える補助金・減税制度(2026年)
平屋でも活用できる主な補助金・減税制度をまとめました。
- 子育てエコまち支援事業:最大100万円(ZEH水準の新築)
- ZEH補助金:55万円(ネット・ゼロ・エネルギー住宅)
- 住宅ローン減税:最大13年間、ローン残高の0.7%を所得税から控除
- すまい給付金:条件を満たせば最大50万円
- 三重県独自の補助:市町により異なるため、工務店に確認を
補助金の詳細や申請方法については「注文住宅の補助金ガイド」もあわせてご覧ください。
まとめ|三重県の平屋で「ゆとりのある暮らし」を実現しよう
平屋の注文住宅は、バリアフリーで家族のつながりを大切にできる、魅力的な住まいのかたちです。三重県は土地が比較的広く確保しやすく、平屋を建てるのに最適な環境です。
大切なのは、早い段階で平屋の施工実績が豊富な工務店に相談すること。土地探し・間取り・資金計画まで、トータルでサポートしてくれるパートナーを見つけましょう。
三重県で平屋向きの土地を選ぶポイント
平屋は2階建てと比べて広い敷地が必要になるため、土地選びが非常に重要です。三重県で平屋を建てる際に押さえておきたいポイントをまとめました。
必要な土地面積の目安
平屋の場合、建築面積=延床面積となるため、同じ広さの住宅でも2階建てより広い土地が必要です。建ぺい率60%のエリアを想定した場合の目安は以下の通りです。
- 20坪の平屋(夫婦2人暮らし):必要な土地 約55坪〜(駐車場2台分含む)
- 28坪の平屋(子育て世代):必要な土地 約70坪〜
- 35坪の平屋(ゆとり型):必要な土地 約85坪〜
三重県のエリア別・平屋向き土地相場
三重県は都市部と郊外で土地価格に大きな差があり、郊外エリアほど平屋に適した広い土地をリーズナブルに確保しやすくなります。
- 桑名市:坪単価 15〜25万円。駅近は高いが、郊外(多度・長島方面)なら70坪以上の土地も入手しやすい
- 四日市市:坪単価 15〜30万円。市街地を避ければ広い分譲地あり
- いなべ市:坪単価 5〜12万円。広大な土地が手頃な価格で手に入り、平屋に最適なエリア
- 鈴鹿市:坪単価 10〜20万円。平坦な土地が多く、平屋向きの地形
- 津市郊外:坪単価 8〜18万円。県庁所在地ながら郊外は手頃
土地代を含めた注文住宅の総費用については、三重県の注文住宅の相場・費用ガイドも参考にしてください。
平屋に適した土地の条件
- 整形地であること:平屋は建築面積が大きいため、変形地では間取りの自由度が下がる
- 建ぺい率が高いエリア:60%以上が望ましい(40〜50%だと土地がかなり広くないと厳しい)
- 周辺の建物の高さ:隣家が2〜3階建てだと日当たり・通風が悪くなる可能性あり
- 前面道路の方角:南道路なら日当たり良好。北道路でもコの字型やL字型の間取りで中庭を確保する方法も
- 地盤の状態:軟弱地盤だと地盤改良費(50〜150万円)がかかる。三重県は沿岸部で地盤が弱い箇所あり
平屋の注文住宅|実際にかかった費用の内訳例
三重県で28坪の平屋を建てた場合の費用内訳例をご紹介します(工務店施工の場合)。
- 建物本体工事:1,680万円(坪単価60万円×28坪)
- 付帯工事(外構・給排水・電気):280万円
- 地盤改良工事:80万円
- 設計料:50万円
- 諸費用(登記・税金・保険等):150万円
- 建築費合計:約2,240万円
- 土地代(いなべ市・75坪):600万円
- 総額:約2,840万円
ハウスメーカーに依頼した場合は坪単価70〜90万円となり、建築費は1,960〜2,520万円が目安です。住宅補助金を活用すれば、さらにコストを抑えることも可能です。
