「アエラホームは倒産したのか」「契約した家は完成するのか」と不安を感じている方へ、最初に結論をお伝えします。アエラホームは2026年7月16日、東京地方裁判所へ民事再生手続開始を申し立て、同日に受理されたと公表しました。ただし、2026年7月21日10時40分の最終確認時点では、再生手続の「開始決定」を確認できていません。
民事再生は、会社を清算する破産とは異なり、裁判所の監督下で事業を続けながら再建を目指す手続です。アエラホームとスポンサーのロゴスホールディングスは、新築注文住宅事業を承継し、契約済み住宅を完成させる方針を公表しています。一方、保証やリフォーム、フランチャイズ店は、契約ごとの確認が欠かせません。
確定事項7月16日に申立て・受理
負債総額は約61.6億円、再生債権見込額は約41.7億円です。事件番号は東京地裁令和8年(再)第16号です。
今後の予定新築事業を承継
LHD-1への吸収分割は2026年10月1日が効力発生予定日です。裁判所の許可などが前提で、確定した完了日ではありません。
個別確認保証・リフォーム・FC
引渡し後の保証承継、リフォーム契約、FC店の契約関係は一律に判断できません。契約書の請負人を確認してください。
アエラホームは倒産した?2026年7月21日時点の結論
一般に「倒産」は、会社が債務を予定どおり支払えず、事業継続が難しくなった状態を表す言葉です。帝国データバンクも民事再生法の申請を倒産情報として扱っています。その意味では「倒産」と報じられますが、アエラホームが破産して廃業した、すべての工事が止まった、という意味ではありません。
アエラホームの2026年7月16日付の公式発表によると、同社は東京地裁民事第20部へ申立てを行い、受理されました。会社は申立て後も事業を継続し、施工中と契約済み未着工の注文住宅を完成・引渡しする方針です。この方針を資金面と事業面で支えるのが、ロゴスホールディングスです。
| 確認項目 | 2026年7月21日時点の内容 | 読み方 |
|---|---|---|
| 手続の段階 | 7月16日に民事再生手続開始を申立て、受理 | 申立て済みですが、開始決定の確認前です |
| 事件番号 | 東京地方裁判所 令和8年(再)第16号 | 公式文書や今後の通知を照合する番号です |
| 負債総額 | 約61.6億円 | 2026年7月16日の会社公表値です |
| 再生債権見込額 | 約41.7億円 | 申立日現在の見込額で、最終確定前です |
| 債権者数 | 金融機関4社、取引業者など約560社・名 | 施主の個別契約上の扱いとは別に確認が必要です |
| 事業方針 | スポンサー支援の下で注文住宅事業を継続 | 工事継続方針は公表済みですが、個別工程は要確認です |
破産と民事再生は何が違うのか
破産は、原則として会社の財産を換価し、債権者へ配当して事業を清算する手続です。民事再生は、債務の整理や事業承継を進めながら、事業価値を残して再建を目指します。今回の公表資料は、注文住宅事業をスポンサー子会社へ移し、契約と工事を引き継ぐ構想を示しています。
ただし、民事再生を申し立てたからといって、工期や支払い条件、保証内容が自動的に従来どおり確定するわけではありません。裁判所の許可、監督委員の同意、承継契約の実行などが必要です。施主側では、会社全体の方針と自宅の個別工程を分けて確認することが重要です。
売上減少・赤字・債務超過から民事再生に至った原因
アエラホームの経営悪化は、単一の出来事だけで説明できません。長期的な住宅市場の縮小と固定費負担、資材・労務費の上昇、赤字の継続が重なりました。さらに直近では、建築確認の長期化、受注減、建材の納期遅延が資金繰りを急速に圧迫したと会社は説明しています。
| 決算期 | 売上高 | 営業利益 | 当期純利益 | 純資産 |
|---|---|---|---|---|
| 2024年5月期 | 約91.14億円 | 約▲4.96億円 | 約▲2.79億円 | 約▲2.68億円 |
| 2025年5月期 | 約85.59億円 | 約0.49億円 | 約▲0.95億円 | 約▲3.65億円 |
| 2026年5月期 | 約55.58億円 | 約▲10.30億円 | 約▲10.67億円 | 約▲14.34億円 |
出典:ロゴスホールディングス「アエラホームへの民事再生支援に関するスポンサー契約締結のお知らせ」。2026年5月期は株主総会による決算承認前の数値です。
最盛期の2013年3月期は、売上高約210.23億円、引渡棟数1,050棟でした。2026年5月期の売上高約55.58億円は、最盛期の約26%です。金額では約154.65億円、割合では約74%減少した計算になります。規模拡大期に合わせた人員、拠点、展示場、広告などの固定費を、縮小した売上で支える難しさが表面化しました。
経営悪化の時系列
工事件数も415件から255件へ減少
東京商工リサーチの2026年7月16日付分析では、建設業許可の申請資料に基づく建築一式工事が、2023年5月期415件、2024年5月期284件、2025年5月期255件へ減少したとされています。2年間で160件、約39%の減少です。売上だけでなく、注文住宅の施工量そのものも縮小していたことが分かります。
2025年5月期に営業黒字へ戻した後、2026年5月期には売上高が約30億円減り、営業損失は約10.30億円へ拡大しました。純資産は約▲14.34億円で、債務超過が深まりました。支払いより先に材料・外注費が出ていく注文住宅では、着工と引渡しの遅れが入金遅延に直結します。
ロゴスホールディングスの支援内容と10月1日までの予定
スポンサーは、東証グロース市場に上場するロゴスホールディングスです。同社は北海道を中心に住宅事業を展開し、アエラホーム支援のため、2026年7月3日に100%子会社のLHD-1を設立しました。7月16日、アエラホームとLHD-1はスポンサー契約と吸収分割契約を締結しています。
ロゴスホールディングスの2026年7月16日付適時開示では、店舗で営む注文住宅事業と付帯・関連事業の資産、負債、契約、雇用を吸収分割で承継する予定です。承継には東京地裁の許可が必要で、効力発生日は2026年10月1日を予定しています。

| 支援・承継項目 | 公表されている内容 | 注意点 |
|---|---|---|
| 承継会社 | ロゴスHDの100%子会社「LHD-1」 | 2026年7月3日設立。効力発生日に商号変更予定です |
| 承継方法 | 注文住宅事業を吸収分割で承継 | 東京地裁の許可や必要手続が前提です |
| 新築請負契約 | 契約関係をLHD-1が引き継ぎ、完工予定 | 自宅の工程・金額・仕様は個別書面で確認します |
| 雇用・拠点 | 事業継続に必要な従業員、店舗等を承継予定 | 従業員は個別面談後に承継対象を確定予定です |
| DIPファイナンス | 吸収分割までの運転資金として3億円を実行予定 | 工事継続を支える資金ですが、個々の工期保証ではありません |
| 承継対象外 | リフォーム事業、FC事業 | 対象外契約が直ちに終了する意味ではなく、別途確認が必要です |
| 効力発生日 | 2026年10月1日予定 | 確定日ではありません。手続の進行で変わる可能性があります |
3億円のDIPファイナンスは何のためか
DIPファイナンスは、法的再生手続中の会社が事業を続けるために受ける融資です。今回の3億円は、吸収分割が実行されるまでの当面の運転資金として予定されています。材料費、外注費、人件費など、工事継続に必要な支出を支える役割が期待されます。
これは施主にとって前向きな材料ですが、すべての現場が従来の予定どおり進むことを保証するものではありません。職人や資材の再手配、未払取引の整理、建築確認、仕様変更の有無などは現場ごとに異なります。融資の存在と、自宅の確定工程表を混同しないことが大切です。
10月1日までに想定される手続
今後は、東京地裁と監督委員の監督下で、民事再生手続と吸収分割の準備が進む見込みです。アエラホームの発表には、裁判所の許可、監督委員の同意、債権者への説明などを進めるとあります。LHD-1とアエラホームは、効力発生日までに各社の株主総会決議も得る予定です。
未着工・建築中・引渡し済み・リフォーム利用者への影響
影響は、契約や工事の段階で大きく変わります。会社全体としては新築注文住宅を継続する方針でも、未着工、建築中、引渡し済み、リフォームでは、確認すべき相手と書類が異なります。まずは自分がどの区分に当たるかを整理してください。
| 立場 | 公表資料から分かること | 優先して確認すること |
|---|---|---|
| 契約前・商談中 | 事業は継続方針。ただし契約条件の承継前です | 請負人、入金先、保証、着工条件、承継後の責任主体 |
| 契約済み・未着工 | 新築請負契約を承継し、着工・完工する予定 | 確認済証、着工日、資材発注、支払時期、承継同意書 |
| 建築中 | 施工を推進し、完成・引渡しする方針 | 出来高、現場保全、職人・資材、工程表、次回支払い |
| 完成・引渡し直前 | 引渡しを実行する方針 | 完了検査、是正、登記、融資実行、保証書の交付主体 |
| 引渡し済み | 従来の保証制度は公開中。既存保証の承継範囲は明示不足 | 保証書、瑕疵保険、設備保証、点検窓口、補修中案件 |
| リフォーム契約 | 公表された吸収分割の承継対象から除外 | 契約主体、工事継続、前払金、材料、保証、担当窓口 |
| FC・パートナー店 | FC事業は承継対象外 | 契約書上の請負人、加盟店法人、本部の役割、保証主体 |
「完工方針」と「着工条件」を分けて確認
両社は、新築請負契約を承継し、未着工物件も着工・引渡しする予定を示しています。ただし、建築確認が済んでいるか、資材を発注済みか、担当者や施工店が確保されているかは物件ごとに違います。口頭で「大丈夫」と聞くだけではなく、着工予定日、完成予定日、次回支払いの条件をメールや書面で受け取りましょう。
契約承継に関する案内が届いたら、承継する法人、承継日、請負金額、設計図書、仕様、追加変更、既払金、完成予定日、遅延時の扱いを照合します。新しい契約を急いで署名するのではなく、元の契約と何が変わるのかを確認してください。
出来高と支払済額を現場で照合する
建築中の施主は、支払済額だけでなく、現場の出来高を記録してください。基礎、上棟、屋根、防水、外壁、設備、内装など、どこまで完了しているかを写真と日付で残します。可能であれば、第三者の建築士に現場確認を依頼し、施工済み部分の概算価値と未施工部分を整理します。
現場に置かれた材料が誰の所有物か、雨養生や防犯が保たれているかも重要です。協力業者への支払い遅延が公表されているため、職人の再手配で工程が変わる可能性があります。施主が職人へ直接支払う、会社を通さず材料を買うといった対応は、二重払いにつながるおそれがあるため、専門家の確認なく行わないでください。

完了検査と融資実行を急いで混同しない
完成が近い場合でも、未了工事や是正箇所を残したまま、融資実行や最終金支払いだけを先行させないことが大切です。建築確認の完了検査、検査済証、施主検査、補修一覧、登記書類、引渡書類、鍵、設備説明書、保証書の準備状況を一つずつ確認します。
金融機関にも民事再生の申立てを伝え、融資実行条件や分割実行の扱いを相談してください。工期変更でつなぎ融資、賃貸住宅、引越し、保険の開始日に影響が出る場合は、費用と期限を一覧にして会社へ書面回答を求めます。
長期保証と法定の瑕疵保険は別に確認
アエラホームの公式アフターサービスページでは、2020年12月1日以降の新築請負契約を対象に、構造・防水の建物初期保証20年と住宅設備保証10年を案内しています。定期点検は、引渡し後2カ月、1年、2年、5年、10年、13年、16年、20年です。
ただし、スポンサー開示で明記されているのは、主として新築請負契約の承継と完工です。すでに引き渡した住宅の長期保証、定期点検、補修履歴、ポイントサービスが、どの範囲で承継されるかは明確に書かれていません。従来制度がサイトに載っていることと、承継後の実施主体が確定したことは別です。
保証書、点検記録、補修依頼のメール、写真、見積書、設備保証の窓口を手元に集めてください。進行中の補修がある場合は、受付番号、不具合の場所、訪問予定、部品発注の有無を確認します。第三者機関や設備保証会社が記載されていれば、その窓口にも契約が有効か照会しましょう。

公表された承継対象からは除外
ロゴスホールディングスの開示では、吸収分割で承継する事業からリフォーム事業が除外されています。これは、すべてのリフォーム工事が中止される、保証が消滅する、と直ちに意味するものではありません。現アエラホーム側に残るのか、別の対応が示されるのか、個別案内の確認が必要です。
契約書の会社名、前払金、発注済み材料、着工・完了状況、保証条項を整理し、担当窓口へ書面回答を求めてください。新築工事に付随する追加工事が「新築請負契約の一部」か「別のリフォーム契約」かでも扱いが変わる可能性があります。
契約中の施主が今すぐ確認する7項目
今は、感情的に支払い停止や解除を決めるより、判断材料をそろえる段階です。会社から連絡が来るのを待つだけでなく、契約、支払い、工事、保証の証拠を自分で一式保存してください。以下の7項目は、未着工から引渡し直前まで共通して役立ちます。

契約書上の請負人と契約区分
請負契約書の表紙と署名欄で、法人名、代表者、所在地、押印を確認します。直営のアエラホーム株式会社か、FC加盟店の別法人かを見分けます。
新築本体、外構、太陽光、家具、リフォームが別契約なら、それぞれの契約相手を一覧にしてください。
契約・設計・支払い書類を複製保存
請負契約、約款、見積、図面、仕様書、確認申請、変更契約、打合せ記録、請求書、領収書、振込記録をPDFと紙で保存します。
会社の顧客ページだけに保管せず、端末やクラウドにも複製してください。担当者とのメールやメッセージも日付が分かる形で残します。
出来高と支払済額を同じ表で照合
契約総額、支払済額、次回請求額、現場の進捗率を並べます。上棟済みだから代金の何割相当と一律には判断できません。
第三者建築士に、施工済み部分と残工事の評価を依頼できると安心です。
工事継続と承継条件を書面で受け取る
担当者、責任者、工程表、資材・職人の手配、検査、引渡日、遅延時の対応を質問します。承継先法人、承継予定日、既払金と追加変更の扱いも確認します。
電話後は「本日の確認内容」としてメールを送り、認識違いを減らしてください。
住宅ローンの金融機関へ早めに連絡
融資実行前なら、支払先や工期の変更が融資条件に影響します。つなぎ融資や分割実行がある場合は、次回実行を自動的に進めず、必要書類を確認します。
一方的に支払いを止めるのではなく、会社への支払義務と融資契約を両方確認してください。
完成保証・瑕疵保険・設備保証を確認
住宅完成保証の加入証、住宅瑕疵担保責任保険の保険付保証明書、設備保証書、地盤保証書を探します。制度名が似ていても、工事未完成リスクと引渡し後の瑕疵は別です。
発行機関へ、契約番号と現在利用できる手続を確認してください。
相談記録を作り、専門家へつなぐ
日付、連絡先、質問、回答、未回答、次の期限を1枚の表にします。重要な判断が必要なら、住宅紛争に詳しい弁護士と建築士へ相談します。
無料相談で全て解決しない場合も、論点を整理してから個別相談へ進むと効率的です。
最低限そろえる書類チェックリスト
- 工事請負契約書、約款、重要事項の説明資料
- 見積書、資金計画、請求書、領収書、振込明細
- 設計図書、仕様書、確認申請書、確認済証
- 追加・変更工事の注文書、承認メール、打合せ議事録
- 最新工程表、現場写真、検査記録、是正事項
- 住宅ローン、つなぎ融資、土地ローンの契約書
- 完成保証、瑕疵保険、地盤保証、設備保証の証書
- 会社・担当者から届いた民事再生や契約承継の通知
会社へ送る確認メールの要点
問い合わせは、質問を一つのメールにまとめると記録が残りやすくなります。件名には物件名、契約番号、確認期限を入れます。本文では、現状の理解を先に書き、そのうえで回答が必要な項目を番号付きで並べてください。
- 現在の請負契約は継続中か。契約を承継する法人名と予定日はいつか
- 契約金額、既払金、追加変更金額は承継資料と一致しているか
- 現在の出来高、未施工工事、発注済み資材、次の現場作業は何か
- 最新の着工日・上棟日・完成日・引渡日と、遅延理由は何か
- 次回請求の金額・期日・支払先・請求根拠となる出来高は何か
- 完成保証、瑕疵保険、設備保証、長期保証の実施主体は誰か
- 担当者が不在になった場合の責任者と正式な連絡窓口はどこか
「問題ありません」のような総論ではなく、日付、法人名、金額、工程を含む回答を依頼します。回答期限は一方的に短くせず、ローン実行や引渡しなど実際の期限を添えて相談してください。電話で回答を受けた場合も、日時、相手、回答内容をメールで確認します。
契約承継の同意書や再契約書が届いた場合は、元の契約を上書きせず、両方を保存してください。請負金額、工期、遅延損害、解約、保証、紛争解決の条項が変わっていないかを比較します。「手続に必要」と説明されても、空欄の書類や内容を理解できない書類へその場で署名する必要はありません。回答を持ち帰り、金融機関や専門家にも確認できる時間を求めましょう。
また、郵便やメールの送付先が変わった場合は、会社と承継会社の正式な案内かを確認します。振込口座の変更通知は特に慎重に扱い、既知の担当窓口へ別経路で照会してから手続してください。
住宅会社の倒産時に住宅ローン・前払金を確認する方法 住宅完成保証制度の対象・限度額・注意点を詳しく見る困ったときの相談先
住宅に関する中立的な相談先として、公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センターの住まいるダイヤルがあります。住宅会社の倒産対応では、相談窓口や待機弁護士による相談・助言、最新情報の提供などを行っています。電話は03-3556-5147、受付は平日10時〜17時です。
同センターの相談事例は、契約解除を急ぐ前に、支払済額、建物の価値、スポンサーの保証、解除時の賠償、新たな発注費を比較するよう案内しています。アエラホームは破産ではなく民事再生の申立て段階ですが、数字と契約を比較してから判断するという考え方は共通します。
三重県のアエラホーム名張店とFC契約の注意点
三重県で特に注意したいのが、アエラホーム名張店です。アエラホームの公式フランチャイズサイトは、同店を「アエラホーム名張店/榎田建築」と紹介しています。榎田建築は大工としての施工経験を持つ地域事業者で、名張店はアエラホーム本体の直営店ではなく、フランチャイズのパートナー店という位置づけです。
公式FCサイトの加盟店紹介では、代表取締役社長として榎田公貴氏が掲載されています。一方、ロゴスホールディングスが公表した吸収分割の範囲は、リフォーム事業とFC事業を除外しています。このため、直営店の新築契約と、名張店を通じた契約を同じ扱いと考えることはできません。
名張店利用者が契約書で見る4つの場所
| 確認場所 | 確認する内容 | なぜ重要か |
|---|---|---|
| 契約書の表紙・署名欄 | 請負人の正式な法人名、所在地、代表者、押印 | 工事完成や返金を求める直接の契約相手を特定します |
| 振込先・領収書 | 口座名義、請求書の発行法人、入金済額 | 本部への支払いか加盟店への支払いかを確認します |
| 保証書・保険証書 | 保証主体、保険法人、登録番号、対象期間 | FC本部、加盟店、第三者機関の役割を分けます |
| 設計・確認申請書類 | 設計者、工事監理者、施工者、建築主 | 工事を継続・変更する際の実務上の関係者を把握します |
契約書の請負人が榎田建築であれば、アエラホーム本体の民事再生が契約へ与える影響は、FC本部との関係、ブランド・工法・資材・保証の提供範囲によって変わります。反対に、請負人がアエラホーム株式会社で、名張店が窓口だけを担っている契約なら、本体の新築事業承継に含まれる可能性を確認する必要があります。
名張市だけでなく、伊賀市、津市西部、松阪市方面から名張店を利用した方も同様です。店舗名や担当者名ではなく、契約相手の正式名称で判断してください。榎田建築とアエラホーム本部の双方に、工事継続、保証、資材供給、ブランド使用、連絡窓口を質問し、回答を保存しましょう。
よくある質問5問
アエラホームは破産して廃業したのですか?
契約済みの新築住宅は本当に完成しますか?
工事代金の支払いは止めたほうがよいですか?
引渡し済み住宅の20年保証や定期点検は続きますか?
三重県のアエラホーム名張店も民事再生の対象ですか?
主な出典と更新履歴
- アエラホーム「民事再生手続開始の申立て及びスポンサー支援に関するお知らせ」(2026年7月16日付)
- ロゴスホールディングス「アエラホームへの民事再生支援に関するスポンサー契約締結のお知らせ」(2026年7月16日付)
- 帝国データバンク「アエラホーム株式会社」(2026年7月16日)
- 東京商工リサーチ「民事再生のアエラホーム、『施主保護』への数カ月」(2026年7月16日)
- アエラホーム公式「アフターサービス」
- アエラホームFC公式「アエラホーム名張店/榎田建築」
- 住まいるダイヤル「消費者支援」
- 国土交通省「住宅瑕疵担保責任保険について」
更新履歴:2026年7月18日、申立て・スポンサー契約・承継範囲・施主対応を一次情報で確認して初稿作成。2026年7月21日、会社、スポンサー、信用調査会社、開始決定に関する追加発表を再検索し、開始決定は確認できなかったため申立て段階の表現を維持しました。
まとめと今後確認すべき更新情報
アエラホームは2026年7月16日に民事再生手続開始を申し立てました。負債は約61.6億円、再生債権見込額は約41.7億円です。現時点は破産・廃業ではなく、ロゴスHDの支援を受けて注文住宅事業を継続し、契約済み住宅の完成を目指す段階です。
- 確定:7月16日の申立て・受理、事件番号、負債額、スポンサー契約
- 予定:LHD-1への新築事業承継、3億円のDIP融資、10月1日の吸収分割
- 個別確認:自宅の工期・支払い、引渡し済み保証、リフォーム、FC名張店
- 今すぐ行う:契約書・支払記録・工程・保証書を保存し、書面回答を得る
- 今後の更新点:開始決定、承継許可、契約承継案内、保証・FC事業の扱い
最も重要なのは、会社全体の発表だけで自宅の状況を決めつけないことです。支払い停止や契約解除を急がず、出来高、既払金、完成に必要な費用、保証、代替案を比べてください。判断が難しいときは、住まいるダイヤル、弁護士、建築士、金融機関へ早めに相談しましょう。
